◆古代米の鮮やかな色素の正体はポリフェノール!

古代米とひとくちに言っても、赤米、黒米、緑米、香り米などがあり、それぞれにまた違う特質をもった品種に分けられます。
その中でも古代米の代表選手といったらやはり赤米と黒米でしょう。
それは赤と黒といった鮮やかな色素をもつこともありますが、何といっても一番注目されているのは高い栄養価と、抗酸化作用をはじめとする機能性です。

 


さてこの機能性ですが、実はこの鮮やかな色素に秘密があります。

赤米の赤い色素はお茶にも含まれるカテキンやタンニンといった成分、黒米の黒い色素は赤ワインや黒豆で一躍脚光を浴びたアントシアニンといった成分です。

どちらの成分も活性酸素を除去し、老化や病気を防いだり、発ガン物質の活性化を抑制する効果が認められている「ポリフェノール」の一種です。 

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赤米の玄米粒

赤米は、赤飯のルーツ。

現在「赤飯」はもち米にアズキもしくはササゲを入れ蒸して作られますが、その起源は赤米であるという説が民俗学者の柳田國男氏らによって示唆されています。

黒米は、おはぎのルーツ

黒米が中国より伝わりお彼岸に黒米で作ったおはぎを食べる習慣ができたと言われていますが、江戸時代頃
より白米が主食となり黒米がいつしか姿を消し、おはぎは現在のようにもち米をあんこでくるんで作るようになったと言われています。

黒米粒_s200.jpg

赤米の玄米粒

黒米は、出世米。

中国が漢の時代、探検家の張騫(ちょうけん)が、この黒米を発見してから出世し、縁起の良い出世米として皇帝御用米になったと言われています。

黒米は、中国歴代皇帝が食べた不老長寿米。

黒米は「不老長寿の米」として歴代の中国皇帝に献上され、皇帝もしくは女官たちに独占されていたそうです。

黒米は、楊貴妃の美しさの源。

かの楊貴妃も、美容食として黒米を愛用していたと伝えられています。民間の言い伝えでは、皮膚を滑らかにし、髪の毛は黒くなり、若返りに効果があると言われています。

黒米は妊産婦に喜ばれる

中国では黒米を、妊産婦が喜んで食することから、別名「月米」と呼ばれています。

ネパールでは赤米は薬として知られる。

赤米は体が温まると言われ、ネパールでは健康食として、また薬として利用されてきました。
特に内臓の病気や目の病気の時に食べます。また牛が病気になったときにも食べさせるそうです。

赤米のげ_s200.jpg

長い芒(のげ)が特徴の赤米の稲穂

昔から中国で、漢方薬として知られる黒米。

中国では明の時代、李時珍の「本草綱目」に「黒米は女性の生理、腎臓を補い、脾臓、肝臓に良く、目の血のめぐりを良くする。更に滋養強壮に優れ、造血作用があり、髪の毛の黒さを増す」と記されています。
宮廷料理最高級の薬膳料理としても古くから使われており、「薬米」の別名もあります。

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