運営:ピュアネットジャパン株式会社
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当初、3店ではじめた店頭精米でしたが、お客様の評判も上々で、他の酒販店仲間から「ウチも仲間に入れて欲しい」という声が出てきました。
そして3店が7店になり、気がつくと23店になっていました。
相変わらず、埼玉、新潟、山形の農家から、お米を仕入れていたわけですが、23店の仲間達からも「玄米を分けて欲しい」との要望があり、3軒の農家では供給が間に合わず、どうしたものかと考えていた矢先のことでした。
東京で特別栽培農家の集会があるとの新聞記事…。
さっそくその集会に出向き、約50軒の農家と名刺交換をしました。
そしてその名刺を頼りに、すぐに東北、北陸に出向きました。
片っ端から電話をかけ、アポイントの取れた約20軒の農家を直接訪問し、「お米を分けて欲しい」と交渉して廻りました。
その甲斐あって、23店の仲間たちのお米を確保することに成功。
しかしながら、東北、北陸にお米の集荷に行く作業の大半は、私の仕事になっていました。
もちろん1人での集荷は無理なので、毎回その酒販店仲間の中から一緒に行くパートナーを1人か2人連れて行くわけですが、良く同行してくれる仲間と、全く同行してくれない仲間と、いろいろでした…。
いくら私自身が好きでやっているとはいえ、すべてはボランティアの作業です。
みんなで協力しあって出来なければ、こうした作業は続けられません。
自分が集めた仲間ではありますが、それぞれの意識の違いを何とかしないといけないという気持ちが芽生えてきました。
そこで23軒の仲間に提案をしました。
みんなで月2万円ずつのお金を出し合って、みんなのお世話をしてくれる人をみんなで雇用しようという提案です。
こうして、玄米工房ボランタリーチェーンが誕生しました。
しかしながらこのグループは、たったの1年で崩壊することになってしまいました…。
2万円の費用を負担に感じたあるメンバーが、紹介した生産者と直取引き交渉をして、グループを抜けるという事件が起きたことが事の始まりでした。
みんなでリスクを負担し合って生産者を共有しようという話だったのに、イイトコ取りする人の方が得してしまうというような構図が出来てしまったわけです。
私のリーダーシップも良くなかったのだと思いますが、もともと何の強制力も、決まり事もないグループです。
あっという間に数人のメンバーがグループを脱会してしまい、1年後には雇用した世話人の給与や諸経費で150万円の赤字となっていました。
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私共は、美味しさや安全性にこだわる全国各地の優秀な生産者と栽培契約した産地直送の「特別栽培米」や、「JAS有機栽培米」などの玄米を卸売り流通し、また販促ツールや情報のご提供、イベントやセミナーの開催、コンサルティング等を通じて、1996年より小売店様の商売繁盛のお手伝いを続けている会社です。