【関根珈琲舎】第4回「儲ける」  2006/7/1記事

こんにちは。ピュアネットジャパンの関根です。

5月号のこのコラムで書いた「明元素」哲学のヒューマンウェア研究所「ありがとう戦略塾」へ先月21日に参加してきました。

 

人生の成功も、幸せも、自分の心のあり方ひとつなんだな…ということをしみじみと実感して参りました。

6月号で書いた中村選手サッカーノートの「信念」の詩にも「すべては“人の心”が決めるのだ!」という一節がありましたね。(ワールドカップはちょっと残念な結果でしたが…。)

 

そうそう、私が知っている経営者でも「念ずれば花開く」という言葉を座右の銘にしている方が二人いらっしゃいますが、どちらも素晴らしい業績を上げているんですよね。

 

さてさて今回は『儲ける』ということについて考えてみたいと思います。

商売人にとっての成功は『儲け』なくしては語れませんよね…。

最近たくさん儲けた方々が逮捕され、会見では「儲けることは悪いことですか?」と叫んでおりましたが、儲け方の問題もありますよね。

 

それはさておき、確かに儲けることは罪悪と感じる日本人は多いようです。

江戸時代の質素倹約令が現代の日本人の考え方に影響しているのだという話しを聞いたこともありますが、実は私も比較的「儲けを罪悪と感じる」クチのようです…。

 

そして自分は商売が下手だなあと感じることが良くあります。本来、商売は「いっぱい儲けて」その儲けを出させてくれた「お客様にいっぱい還元して」喜んでもらって「また儲けさせてもらって」という消費の善循環を作ることだと思うんですよね…。

でも自分も含め、商売下手な人は「儲け=罪悪」の気持ちと「良心」から、ギリギリの価格設定をし、自ら「儲けを少なく」して、還元ができなくなり、悪循環に陥るんですね、きっと…。

 

そうは言っても、同じものをいくらでも安く売っている「モノ余りの時代」ですから、前者の「商売善循環」を作るには、自分でその「儲けの原資」となる付加価値を作らなくてはならないのが、今の時代なんですよね。

 「儲」の字を分解すると、「信」「者」になりますが、私は3つの意味として解釈したいと思っています。

 

1つ目は、成功を「信」じる「者」、そして2つ目は、自分の会社や商品に「信者」を作ること、さらに「信」の字を分解して、3つ目は「人」に「言」う「者」。

 

ユダヤ商人の教えでは、商品の付加価値は「ことば」だと言っています。お店や商品にたくさんのファンを作るには、どれだけ多くの人に、どれだけ多くのことを伝えられたかという結果なのではないかと「儲」という字が語っているように思えませんか?

漢字は「先人の知恵」ですね!それではまた来月。

 

《2006年7月1日発行 「玄米工房情報ふぁ〜む」コラム記事 関根珈琲舎より》