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玄米工房ボランタリーチェーンが立ち行かなくなっていることを知って
「玄米工房をフランチャイズチェーンにしたらどうや?」
このように声を掛けてくれたのは、私の酒販店時代からの先輩である大阪の井上克行氏。
現在は、リカーランドドリームFC本部・株式会社ドリームクリエイトシステムズの社長です。
この頃、グループ崩壊の危機感の真っ只中で、「きちんとした契約と決まりごと」の必要性をいやというほど感じていました。
そこで玄米工房をフランチャイズチェーンにすることを決意しました。
ある晩、残った玄米工房のメンバーを集め「これからは、きちんとした契約書と決め事をつくり、玄米工房をフランチャイズチェーンとして再生させます。」という話をしました。
叩き台として作った契約書を見せ、どのようなグループにしたいかを一生懸命話しました。
しかしながら、グループに残ってくれたメンバーは誰一人いませんでした。
そして結果的に、およそ1年間の運営で出た150万円の赤字と、グループメンバーのために確保した約4千万円分の玄米の在庫だけが残ってしまいました…。
そんな私に、救いの手を差し伸べてくれたのは「フランチャイズにしては?」と提案してくれた井上克行氏でした。
井上氏自身もFC本部を設立したばかりでしたが、コンサル会社と共に何百万円もかけて作ったFC本部設立運営のノウハウを惜しげもなく伝授してくれたのです。
そのおかげで、玄米工房はFC本部として再生することが出来たわけです。
井上克行氏には本当に感謝しています。
そして現在も私の恩師であり、師匠です。
そしてもう一つ、忘れられない恩があります。
それは、この時契約していた約20件の生産者さん達…。
本来は秋の収穫時から同年内に4,000万円分のお米の大半をグループで引き取る約束でした。
しかしながら、お米の行き先がまったくなくなってしまったため、生産者さん達は、いつ引き取ってもらえるかもわからないものを、ずっと抱えて待っていてくれたのです。
現場で培った経験とノウハウから、お客様には喜んでもらえるという自信はありましたが、この頃には本当に珍しかった農家直送米や、店頭精米販売の付加価値の大きさも手伝って、1年後には20店舗近くの加盟店が出来ました。
そして生産者の皆さんが、私を信じて待っていてくれたことに救われ、約4,000万円分の契約も反故にすることなく、すべて引き取ることができました。
この時、お世話になった生産者さん達とは、もう15年近く…、本当に長い付き合いになりました。
しかし若気の至りとはいえ、もうあんなにヒヤヒヤするようなことは、あまりしたくないものです…。(本音)
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私共は、美味しさや安全性にこだわる全国各地の優秀な生産者と栽培契約した産地直送の「特別栽培米」や、「JAS有機栽培米」などの玄米を卸売り流通し、また販促ツールや情報のご提供、イベントやセミナーの開催、コンサルティング等を通じて、1996年より小売店様の商売繁盛のお手伝いを続けている会社です。