庄内米30kg袋

こんにちは、ピュアネットジャパンの関根です。

唐突に質問ですが、みなさんは、お米の品種が何種類くらいあるか

ご存知ですか?

 

 コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれ、ササニシキ、はえぬき、

ミルキークイーン、もち米、酒米、古代米、この他にもいくつかあるようだから…、

う〜ん、30種類?いやいや50種類?

 

 

市販されているお米は、品揃えの良いスーパーの店頭を見ても、

せいぜい10種類あるかないか…ってところですよね。

実は、お米の品種は、現在日本で実際に作られているものだけでも、

ざっと400種類ほどあります。

毎年、新しい品種が育成されたり、生産をやめる品種があったりで、

年ごとに多少の増減はありますが、その内訳はおおよそ、

うるち米230種類、もち米80種類、酒造用米50種類、古代米10種類、

新形質米30種類といったところです。

 

思ったよりも多いのでビックリしたのではないでしょうか。

日本でも北は北海道から、南は沖縄までお米が作られていますが、

北海道の気候では、コシヒカリが作れませんし、九州では、コシヒカリが作れても

早生品種(早く育って他の品種より早く刈り取るお米)として、

あまり美味しくできません。

そのため地域ごとに、その土地の気候や、自然条件に合った品種を開発しています。

関東、北陸などでは、圧倒的に、コシヒカリですが、九州など西の方に行くと、

ヒノヒカリの方が美味しいお米として有名です。

また北海道では、きらら397、ほしのゆめ、おぼろづきなど、本州では作られて

いないお米ばかり…。

さらには、もち米や酒米など、用途別に分類されますので、

結果的にこんなにたくさんの品種になってしまうのかもしれませんね。

 

ちなみに用途別にお米を分類してみると、

うるち米は、私たちが通常食べているお米。

コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれなどが、うるち米です。

もち米は、お餅をつくったり、赤飯やおこわにしたりするお米。

品種では、こがねもちが特に有名ですが、やはり、産地ごとに適したもち米があり、

もち米の品種だけでも、80種類ほどあります。

 

酒造用米は、その名の通りお酒の原料となるお米。

五百万石や山田錦が有名ですね。

 

古代米は、黒米や赤米のことですが、これらも朝紫やベニロマンなど

いくつかの品種があります。

最後に新形質米ですが、これは病態食として開発されたLGCソフト、春陽などの

低タンパク米や、はいみのりといった巨大胚芽米など、

機能性や特定の付加価値を目的として育成されたお米のことです。

 

市場に出回っているお米は、ほんの数種類なのに、こんなに多くの品種が

あったなんて本当に驚きですよね。

 

さて産地において「お米の味を決める3要素」は、

①種、②人、③自然の順に大切だと言われます。

要するに一番大事なのは、「品種」。

次の「人」というのは、肥料設計や土作りなど栽培技術のこと。

3番目に、気候や水など自然環境がお米の味に影響するということです。

ですから各産地で、コシヒカリを超える品種を開発しようと躍起になっている

わけですね…。

最近開発されたお米では、北海道の「ゆめぴりか」や山形の「つや姫」などが、

「コシヒカリを超えるお米」というキャッチフレーズで、話題になっています。

 

確かに、品種は味を決めるひとつの要素ですが、栽培や乾燥調整でも

味は変わりますし、人それぞれ好みもありますから、コシヒカリなどの銘柄に

こだわらず、ぜひいろいろなお米を食べ比べしてみて欲しいと思います。

 

それではまた来月!

関根弘幸201004

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